GOT 人物考察② ジョン・スノウ

ジョン・スノウ(スターク家)

ほぼ主人公

最終階級:ナイツウォッチ総帥

最終結果:生存

【ネタバレあり】




この人物紹介シリーズは、本来なら好きなキャラ順にやりたかったんですが、どうしてもこの男は早めにやっとく必要があるでしょう。

ジョンはネッド・スタークの落とし子であり、ターガリエン家の正当なる嫡出子なので、GOTのストーリーは、ほぼ何らかの形で彼にかかわっています。
超重要キャラなのです。

ほんとはヴァリス公をやりたかった(笑)


若いね!


●誠実なる男ネッド・スターク(父)


彼の出生については、エピソードのほとんどの段階で謎でした。
ネッドの私生児としてウィンターフェル城でスターク家の子供たちと一緒に成長していて、そのことでキャトリンからは疎まれてました。
本当は、ターガリエン家の血筋(レイガー・ターガリエンとリアナ・スターク)
なので、ネッドは全くの潔白なので、キャトリンになんやかんや言われるたびに、ネッドとしては




本当のことをいいたいッ・・・!!(∩´∀`;)∩





と思っていたであろうことは想像に難くありません。
潔白なんだもの。


しかし、もし彼の出自が周囲にばれてしまったら?
正当なる七王国の玉座の継承権は第一に彼にあるので、盟友(?)ロバートやサーセイなんかは必ず彼を抹殺したでしょう。ジョンの危険度はジェンドリーの比ではないです。
 ネッドの考えでは、ジョンの真の出自がばれていないからこそ、彼を葬ろうとする勢力から守ることができるのでしょう。

 ネッド・スターク!なんて誠実な男なんでしょう!

死人に口なしとはまさにこのこと!
結局、終盤まで彼の出自と命は守られました(一回死んだけど)



●謎設定のジョン

はっきりいって、私はGOTでのジョンの設定を好ましく思っていません。
ジョンはいいやつです。
くされ外道が多いGOTで、最初から最後まで「いいやつ」でした。

でも、残念なことにいいやつどまりでしたね。

私の敬愛するヴァリス公やジェイミー・ラニスター、リトルフィンガーのようなクセがなく、薄味なキャラに終始してしまいました。
その逆はサーセイ(笑)
しかもジョンは極めつけに途中で一回死んで蘇る始末。

瀕死の重傷でよかったんちゃう?

いかにも「こいつは特別」扱いでしたね。あれは興ざめでした。
(ちなみに、私のもうひとつの興ざめポイントは赤の女祭司が魔術でレンリーを殺害したシーンです)
 しかも、終盤で自ら出自をサンサらに吹聴し、ネッドが命がけで守った彼の命を危険にさらします。あのまま時間が過ぎていれば、王位継承権で次席となってしまうために間違いなくデナーリスに殺害されていたでしょう。

リアリズム的には出自をばらす以上、デナーリスをさくっと殺害しなくてはならない。本気で彼が王位を求めるならば、暗殺だろうがなんだろうがとにかくデナーリスを早く除去せねばならないはずです。

デナーリスを見限ったヴァリス公もそういってました。

ドラマでは彼は王位を望んでいないので、そのまま出自を黙っていればデナーリスとハッピーエンドかつあせったデナーリスがキングズランディングで虐殺を行うこともなかったかもしれないのです。
愛の力で。
※あのキングズランディングでの虐殺はミッサンデイ殺害などなどのデナーリスへの挑発への報復以外に、自身の力の誇示があると私はみています。所詮、ジョンは血は濃くとも、ドラゴンを筆頭としてデナーリスとは軍事力が圧倒的に足りないので。

【能力】45/60

武勇  7  ★★★★★★★☆☆☆
統率  6  ★★★★★★☆☆☆☆
内政  4  ★★★★☆☆☆☆☆☆
外交  4  ★★★★☆☆☆☆☆☆
知略  5  ★★★★★☆☆☆☆☆
人間性 9   ★★★★★★★★★☆



 つまりジョンは
・いいやつすぎてクセがない
・終盤の行動に一貫性がない
・ヴァリスはなぜ死ななければならなかったのか(´;ω;`)

 というそういうキャラなんです(私見)

ただ、ジョンはジョンで落とし子の戦いやら夜の王との戦いやら、いろんな苦労をしょってきました。最愛のイグリットも死ぬし・・・。(私生活ではイグリット役の方と結婚してます!)
まあ、いろいろダメな点もあるけど苦労人だから許そう。
最後は血のつながりがないことを知ったスターク家によって流刑されましたね!

スターク家ひどい(笑)


コメント