S2E4 光と影

●S2E4 光と影  "Garden of Bones"



レンリー・バラシオン

・スタークとラニスターの戦場にて

野営中にラニスター兵が最強の剣士は誰か話し合っている。
マウンテンか、ジェイミー・ラニスターか・・・
それとも花の騎士、サー・ロラス・タイレルか(イケメンですぞ)

兵のひとりが言うに、ロラスは何年もレンリーに打ち込んでいるが、レンリーは死んでいないからアウトらしい。どうやらロラスとレンリーの仲は、末端の兵士にまで知れ渡っているようだ。

と、そこへロブ・スターク率いる北部連合が夜襲をかける。
夜襲は成功し、北部軍の損害の実に5倍の損害をラニスター軍に与えた。

まずは局地的な戦闘では勝利を得たといえるだろう。

夜が明けると、戦場で看護師として懸命に働く女(タリサ・マイギア。ヴォランティス出身)をロブは見つけ、治療(麻酔なしの脚の切断・・・)を手伝う。 彼女はロブの立場を知っているが、戦を起こし、多くの者を傷つける元凶となった彼にずけずけと物をいう。

キャトリンのもとをリトルフィンガーが訪れる。キャトリンはリトルフィンガーが、エダードを裏切ったとし彼を拒絶する。
リトルフィンガーは交渉を続けるため、サンサとアリアがキングズランディングにいるとウソをつく。

アリアは脱走し、ラニスター軍にとらわれているから、これは明らかなウソだ。

リトルフィンガーは信頼の証としてエダードの遺骸(の一部もしくは頭部)をキャトリンに引き渡す。

 ・キャスタリーロックにて

ロブによってラニスター軍が敗北した報がジョフリーのもとに届き、ジョフリーは腹いせにサンサをいたぶる。
相変わらず下劣野郎だが、彼は部下(キングズガード)のマーリンを使って、彼女を殴らせ、その衣服をはぎ取らせる等の恥辱を与える。

そこへ、ティリオンが現れサンサを助けに入る。ティリオンはジョフリーの狼藉をやめさせ、サンサに衣服を与える。

”あの王は病んでるな。頭の先からタマまで。”

 ブロンの言葉である。

ティリオンはジョフリーの元に娼婦たちを送り込み、荒ぶる性格をなだめようと試みる。

だが、ジョフリーはその残虐性を現し、次々と拷問を加えさせる・・・。
なんてことをするんだ、コイツは。


ケヴァン・ラニスターが横柄な態度でパイセルを解放するようティリオンの元を訪れる。ティリオンはサーセイとケヴァンの密通を知っており、逆にケヴァンを自分のスパイとしてサーセイの情報を流すように脅す。
(2018/6/3訂正:ケヴァンではなくランセル・ラニスターの誤りです。指摘くださった方、ありがとうございました!ラニスターは借りを返す!・・・ことができたらいいのですが、お礼しかできないのが悔しいです汗)


・レンリーの陣にて

 リトルフィンガーがレンリーの元を訪れる。
レンリーはリトルフィンガーのことを忠義心がない男とみなし、快く思っていない。リトルフィンガーが訪れたのは、レンリーへの内応(キングズランディング攻城戦で内部から城門を解放する)のためである。

この内部からの開門というのは史実でも結構起こっている。
あの東ローマ帝国の首都、コンスタンティノープルが陥落した時も内部からオスマントルコへ内応したものが閂を開けたという話が伝わっているくらいだ。

リトルフィンガーの生き残り戦略は、どちらにも恩を売り、どちらが勝っても生き残ることができるように考えている。実に狡猾な彼らしい。

後日、レンリーはスタニスと面会する。
赤の女祭司は、スタニスを神に選ばれし王、塩と煙から生まれたという。

それに対してレンリーは

”塩と煙から生まれた? ハムか?”

なかなかレンリーはユーモアのセンスがあるらしい。
これにはメリサンドルも苦笑である。

兵の多さからレンリーは余裕。
スタニスはレンリーに降伏勧告と最後通牒を突き付けるも、当然ながらレンリーはこれを拒絶する。

スタニスは、赤の女祭司の呪術を使ってレンリーを暗殺することを計画し、元密輸業者のダヴォスを使って女祭司をレンリーの陣近くに運ぶ。

女祭司は自らの体から異形の者を生み落とした。


・海の向こうにて

デナーリスは流浪の旅を続けている。
クァースという町がデナーリスに好意を持っているらしいことが斥候からの知らせでわかる。

デナーリスは一縷の望みにかけクァースを訪れる。
クァースは髑髏の庭と呼ばれる砂漠の中にある、外壁で守られた都市である。

香辛料などで財を成している街で、そこは十三人組と呼ばれる者たちで統治されていた。

街の外見は、まんまギリシアとかの都市国家である。



彼ら(特に代表)は交渉術に長けており、ドラゴンを見せないデナーリスを街に入れない決定をする。
ところが、その十三人組のひとりが名乗りを上げ、デナーリスたちの保証人となることで彼女たちは中にはいることが許された。


・ハレンホールにて

ハレンホールはその昔、ドラゴンによって滅ぼされた巨城である。
堅固なつくりの城も、空を飛ぶドラゴンには抗いきれなかったようで、溶けた石が残っている。
アリア、ジェンドリーたちはラニスター軍の捕虜となり、連れてこられる。

その牢の環境は劣悪で、雨が降り屋根すらない、ぬかるみの中でアリアたちは過ごさなくてはならない。

ハレンホールはラニスター軍に占拠され、次々と捕虜が拷問され死んでいく。

その拷問方法は

まず、ネズミをバケツに入れ、腹部に押し当てる。
そのバケツを火であぶる。
ネズミは暑さに耐えかね腹を食い破る・・・。

あくる日、ジェンドリーが拷問に選ばれる。例のバケツがジェンドリーに宛てられそうになったその時、ハレンホールにタイウィン・ラニスターが到着する。

タイウィンは無下に囚人を殺害することをやめさせる。
(慈悲からではなく特に熟練工や技術者を無駄に殺すのはもったいないから。リアリストなタイウィンらしい措置だ。)

タイウィンは、アリアに目を止めアリアが女であることを見抜き、自分の酌とりをさせる。


※画像はゲームオブスローンズのものです。


【こんな商品ありますよのコーナー】
ゲームオブスローンズのグッズを紹介するコーナー。

ティリオンのフィギュアは前からあったの知ってたけど、値段が7倍くらいになっててワロタw






コメント

  1. 初めまして。いつもこちらの記事を読ませていただいています。

    ところでいきなりで申し訳ございませんが、こちらでケヴァンがティリオンのスパイになったと書かれていましたが正確にはケヴァンの息子(ティリオンからみて従兄弟)のランセルです。

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