S2E2 粛清
●粛清
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軍事的にも政治的にも殆ど役に立たない女祭司 |
●壁への途中にて
アリア(アリーという偽名を使っている)は、逃げる。キングズランディングでの父、エダードの処刑以降、彼の子供たちはラニスターによって命を狙われているのだった。
アリアはナイツウォッチのリクルーターであるヨーレンの計らいで、一団に紛れ込み、北部への逃亡を図る。
そこへ、シティウオッチが逮捕状を持って現れれる。
アリアは自分の逮捕状だと思い込むが、実はジェンドリー(ロバート王の落とし子)の命を狙ったものであった。
ヨーレンはシティウオッチの隙を突き、短剣で撃退する。
アリアはなぜジェンドリーがシティウオッチに追われているかを知りたがる。
ジェンドリーは、「自分に質問するやつは死ぬ」とアリアに言い、男装しているアリアが実は女性であることを見抜く。
●キングズランディングにて
ティリオンが自室に戻ると、シェイとヴァリスが談笑していた。もっとも秘密を悟られたくない相手に、シェイとの関係がばれてしまったのである。
もっとも、ヴァリスの情報収集網にはすでにひっかかっていたに違いないが、ティリオンほどの知性の持ち主が、その点に気づかなかったとは考えにくい。
小評議会に、北部連合から最後通牒(北部の独立を求める)がサーセイの元に届く。サーセイはそれを破り捨て、当然だが彼女は北部との決戦を選択する。
ナイツウォッチからも人員補強の請願書が届き、そこには死者が生き返り人を襲ったことが記してあったが、サーセイやパイセルはおとぎ話だとして取り合わない。
リトルフィンガーの娼館で、ロスがむせび泣いている。
彼女は仲間であったメーガンが、シティウオッチに赤子を殺されてしまったことがトラウマとなっているのだった。リトルフィンガーは彼女の元を訪れ、かつて自分が雇っていた娼婦が使い物にならなかった(彼に言わすと不良投資)ので、(たぶん奴隷商人)に売り飛ばしたという話をし、余計、彼女を悲しませる。
ティリオンはシティウオッチの隊長(ジャノス・スリント)と会食をする。
その席で、ティリオンはジャノスの悪行(幼児殺し)をあげ、彼を逮捕し、新たにシティウオッチの隊長としてブロンを任命する。
この幼児殺しはどうやらジョフリーの命令であったことがティリオンとと協議したサーセイによって明かされる。
●壁の向こう、クラスターの小屋にて
クラスターは自分の娘たちを妻とし、子供を産ませるという奇妙な生活を営んでいる。その妻の一人、ジリは連れて逃げてほしいとサムとジョンに依頼する。
サムはジリに(というか女に飢えて)一目ぼれして、助けたいとジョンに申し出るが断られる。
実は、クラスターは彼と娘の間に生まれた子供が男の子であった場合は、夜間に森に置き去りにして殺害してきたのであった。
ジョンはその現場を目撃するが、尾行していたクラスターに殴られて気絶してしまう。
●海の向こうで
身よりもなく、食糧、水も満足に持たないさすらいのデナーリス一行は、偵察に出したメンバーの一人が惨殺されたことを知る。●鉄諸島で
シオンは、ロブの使いとしてスタークとグレイジョイを結び付けるため鉄諸島へ向かう。シオンは、人質としてスタークのもとへ送られていたため、十数年ぶりに鉄諸島に戻ったのだった。そのためシオンは島のプリンスとして熱烈な歓迎を受けることを期待し、船でパイク(鉄諸島の首都)に向かうのであった。
鉄諸島に上陸したシオンは、自分を迎えに来たものがいないことを不思議に思う。そこへある女性が現れ、パイクに連れて行ってやるという。
1頭の馬に二人で乗り、後ろについた彼は、女の乳をもむ!
こいつは途中の船の中でも、船長の娘に手を付けていたのである。
性交シーンはシオンのが一番多いんじゃないか?
だが、彼女は実の姉であった。(*´Д`)アチャー
シオン、アホまるだしである。
このゲームオブスローンズでシオンのアホまるだしの行いを
「あーあ、なにやってんだコイツwww」
と眺めるのはもはや恒例となってしまっている感がある。
シオンの父ベイロンは長年、捕虜となっていたシオンに対する愛情はもはやなく、ベイロンとシオンの間には深い溝がある。
ベイロンは単なる戦闘狂いであり、スタークと同盟を結んで有利にたとうとかいう長期的な視野を持つことのできない人物である。
その残念な気質はシオンにも受け継がれているが・・・
●ストームズエンドにて
ダヴォスは長年の友人で海賊の棟梁であるサラドール・サーンを味方に引き込もうと交渉を行う。彼は自分の息子を交渉の場に連れているが、彼の息子は愚物であり、いちいち正論を振りかざしちゃう困ったちゃんなのだ。
彼の息子は、狂信的に「光の王」に帰依しているようで、いちいちこの神を引き合いにだして面倒くさい。
ダヴォスの政治力をまったく引き継いでいないようだ。
ダヴォスの能力を少しでも引いていれば、赤の女祭司に翻弄されるスタニス・バラシオン軍において孤軍奮闘する彼を補佐することもできたろうに残念である。
スタニスへの報告によると、どうやらレンリー・バラシオンは10万の兵力をもっているらしい。スタニスは戦争は兵力の多寡によって趨勢が決まるということを理解することのできる現実的な人物であるが、彼に対して赤の女祭司は
光の王がいれば問題ない
などとおよそ軍略とはかけ離れた観念的(でクソの役にも立たない)な意見ばかりをいう。
精神力で勝てるとか神の加護で勝てるとかは軍略ではないこともスタニスは理解できる知性が、まだ残っているようであるが、女祭司はスタニスを言葉巧みに誘惑する。
※画像はゲームオブスローンズS2E2のものです。
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