ゲーム・オブ・スローンズ 能力考察(Season1編)
●ゲーム・オブ・スローンズの登場人物の能力とは?
ゲーム・オブ・スローンズには実に多くの人物が登場する。なかには共感できるキャラクターもいれば、終始、いやなキャラクターも登場する。そこで、各キャラクターの能力を10段階で検討したい。
最も優れた資質を持つもの、またそうではないものもよくわかると思うのだ。
ただし、キャラクターは各シーズンでも成長していくので、基本的には退場(死亡)したキャラを「信長の野望」風に評価していきたいと思う。
この世界の一般人の能力は10段階で3とする。
これを下回るようでは能力は一般人以下というわけだ。
なお、能力は次のとおり。
【能力】
武勇 ・・・個人的な戦闘力
統率・・・集団を統率する能力
内政・・・国を統治する能力
外交・・・他国との交渉力
知略・・・知能の高さ
人間性・・他者に対しての共感力。高いほど寛容で、低いほど残虐
・エダード・スターク 39/60
まさか、こんなに早く死亡するとは・・・という可哀そうなエダードである。ちゃんと自分の罪とジョフリーが王であることを認めたのに(*´Д`) カワイソ
シリーズを通じても最も良識ある人物でもあった。多少お堅いところがあるが。
武勇 6
統率 7
内政 7
外交 5
知略 6
人間性 8
個人的な戦闘力も低くはない。かつてはもっと高かっただろう。
部下からは信頼されており、集団の統率力は高い。
内政は、父や兄に代わりよく北部を治めているようだが、ラニスターとの軋轢が最終的に彼の命を奪ったように、外交力や先を読む知略は高いとはいえないだろう。外交は常に正攻法が正しいとは限らないのだから。
息子や娘、妻や領民たちを愛することから人間性は高い。
・ドロゴ 33/60
七王国を震撼させる男でもあった「カール」ドロゴ。あまりにも早すぎる彼の死は、デナーリスを絶望させるに十分であったと思う。
もう少し生きていたら、七王国で暴れまくる彼の姿が見られたかも。(悪夢)
チンギスハンや、アッティラがモデルと思われる。
武勇 8
統率 9
内政 3
外交 3
知略 5
人間性 5
特筆すべきは彼の武勇と統率の高さであろう。ただしこれは、彼の武勇によるものであり、怪我をして以降は武勇、統率共に最低になる。
内政と外交は、ほとんど出番がないので不明。大体、戦闘をしかけるんだもん。
知略や人間性もそこそこ。最終的にはデナーリスを愛し、彼女との子供も愛していたので。
ちなみにチンギスハンがGOTに出たら
武勇 8
統率 9
内政 8
外交 8
知略 9
人間性 5
くらいかなあ。
コンピューター付ドロゴといった感じ。政治関係の能力値は比較にならない(笑)
・ロバート・バラシオン 22/60
王様なのに速攻で死んでしまったロバート。王の器ではないなど散々な言われようである。気のいいオッサン。一介の戦士でいるほうが彼にとっては良かったのかも。死んだ後も、妻を含め周辺の人々は王の権力を握ることに躍起になり、あまり悲しんでくれなかったかわいそうな人。武勇 5
統率 4
内政 2
外交 2
知略 3
人間性 6
かつては戦槌を振るい、国中の女性を虜にしたロバートも、今となってはビヤ樽のような腹をしたオッサンであり、かつての武勇は見込めないだろう。
また、家臣からはすでに信頼を失っているようにも見えるが、かろうじて王という肩書で保っているようだ。
内政、外交ともに興味を失っており、狩りや娼婦と過ごす場面が多い。
財政についてもリトルフィンガーやラニスターに依存しており、危険な状況を顧みることもないため、知略はせいぜい一般人並みだろう。
デナーリスを暗殺しようとしたが、直前で翻したり、あくまでもエダードや子供を心配するなど悪人ではない様子。
・ヴィセーリス・ターガリエン 11/60
自分の野望を遂げるため、妹を蛮族と蔑む王に売り、他人の力夢をつかもうとし、ぜんぜん届かなかった男。自分の出生だけを誇り、能力でいいところはほとんどない。 たぶん、王になってもすぐ暗殺されたであろう人物。死んでも本当に誰も悲しまなかった。
武勇 3
統率 2
内政 1
外交 1
知略 2
人間性 2
せめて武勇くらいは人並みにあってほしい。
偉そうにするだけで部下や民を思うことはない。内政も外交も最低ランク。
特に外交は、傭兵を用いて国を取り戻そうという戦略であり、その戦略そのものが破綻しているのだから、どうしようもない。
ゆえに知略も低く、自分より弱い立場の者にだけ強く、残酷に出られる点、人間性も低いといわざるを得ない。
駄目だなあコイツ。
※画像はゲーム・オブ・スローンズ S1E1のものです。
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