S1E10 炎と血

●炎と血

・キングズランディングにて

エダードは、ジョフリーの命令で公開処刑される。
処刑の場に居合わせたナイツウォッチのリクルーターであるヨーレンは、アリアを救うため、アリアの髪を切り、男装させる。

ジョフリーは権力の座に就き、ほしいままに振る舞う。このときは吟遊詩人の舌をたわむれに切り取った。

ジョフリーはさらし首にしたエダードの首を嫌がるサンサに見せつける。

ほんまこいつ、筋金入りのサイコパスやな

 

しかし、サンサのさらなる苦難の道がここから始まるのだ・・・



グランドメイスター・パイセルに言わせると、ジョフリーは偉大な王になるらしい。

この保身に長けたじじいも人を見る目がないな。

ヴァリスとリトルフィンガー。作中屈指の謀略家である二人はたびたび玉座の間で舌戦を繰り広げる。二人が求めるものは異なるが、その野心の強烈さは似通っている

アリアはアリーと名を変え、ナイツウォッチ見習いとしてキングズランディングから逃げることに成功する。その中には、ロバート王の落とし子である、ジェンドリーも含まれていた。

なにげにこのジェンドリー、シーズン1から出ているのね。
結構、長生きしてほしい。


・ウィンターフェルにて

ブランは夢でエダードが地下墓所にいる夢を見る。
どうやらリコンも同じ夢をみたらしい。エダードが処刑されたタイミングと重なるので、それを感じ取ったのだろう。ということは、リコンもブランと同じ能力者だったのかもしれない。(リコンは後に殺されてしまうので、もはやわからないが。)
エダードの死は各地に伝わり、キャトリンやロブたちは深い悲しみに包まれる。



ロブはスタニスにもレンリーにも従わないこととし、ここに北の王を自称し、王国から独立を狙う。
このとき、シオンはロブに忠誠を誓っている(ここ大事!!)

ジェイミーは仮設の檻に入れられている。
キャトリンは、そこを訪れ、ブラン墜落の真相を尋ねる。
ジェイミーは「落ちて死ねばいいと思った」とだけ答えるが、その理由は答えられなかった。


・ラニスター軍の宿営地にて

今後の行く末をタイウィンたちは議論している。
ジェイミーは捕らわれ、軍はちりぢりになったという。ラニスターにとっては、いまの状態は極めて良くない。

和睦を進言する部下もいたが、エダードが処刑されたいま北部軍は決して和睦しないだろうとティリオンは指摘する。
タイウィンはここにきてティリオンの聡明さを認め、王の手となるよう命令する。



・海の向こうにて

デナーリスが産んだ子は死産であった。どうやら奇形であったらしい。
これはドロゴを助けるための「血の代償」であった。

息子の命と引き換えに助けるはずであったドロゴであるが、彼は生きているとはいえ、意識もなく、もはや以前の力強さは全く感じられない。

これは神殿を焼かれ、町を破壊されたアッシャイの魔術師の残酷な仕返しであった。 結局、魔術師はデナーリスからドロゴ、息子を奪い、彼の軍隊を壊滅させることに成功したのだった。

デナーリスはもはや呼吸するだけのドロゴを介抱する。

この時の様子から、デナーリスは本当にドロゴのことを愛していたのだということが分かる。

介抱の甲斐ないことを悟ったデナーリスは、泣きながらその手でドロゴを窒息死させる。

ドロゴの死体を焼き、その上をなぜかデナーリスは、歩くという。
これは本当によくわからない行動w

たぶん、デナーリスが以前高温のドラゴンの卵を触っても火傷しなかったことから、炎により火傷を負わないというパフォーマンスを見せつけ、カリスマを得ようとしているのだろうか?f

ついでにアッシャイの魔術師もデナーリスにより焼き殺される。
デナーリスは燃え盛る火炎の中を歩き渡り、無傷でドラゴンの仔を抱えて現れる。

だが、彼女にしたがう民は老いたもの、傷ついたもの、女たちなどであり、その数は激減していた。



・壁にて

ジョンは、ロブの軍に加勢するためナイツウォッチから脱走する。
これはエピソード1にも出てきたが、即死罪である重罪だ。
サムはジョンを止めるが、ジョンは制止を振り切り脱走する。

グレン、ピップ、サムはジョンを連れ帰るために後を追う。
ジョンは、彼らにナイツウォッチの誓いを思い出さされる。

モーモント総帥は、ジョンの脱走未遂を不問に付す。

翌日彼らナイツウォッチは行方不明となっているベンジェンを救うため、壁を越える。


※画像はシーズン1エピソード10のものです。


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