ゲームオブスローンズ 考察

●ゲームオブスローンズを考察しよう!!

ゲーム・オブ・スローンズ(以下GOT)というHBOのドラマがある。
HBOといえば、あの「ROME」を作ったケーブルテレビ会社であり、アメリカでも世界でも超人気の局だ。


そして、このGOTの原作は「氷と炎の歌」という長編SF小説である。
(ジョージ・R・R・マーティン作)
わたしは、この小説のほうを先に読み始めていたので、あのHBOがこの話を作るならこれは面白くないわけがない!!と思い、非常に期待していたのである。


ちなみに、原作のほうは途中で翻訳者が変更になり、用語がガラッと変わってしまったので読まなくなった。

 せっかく登場人物とか用語覚えたのに途中でほとんど変えるのはあんまりだよな。と当時思ったものである・・・(´;ω;`)
 
例えば、「冥夜の守り人」という重要なワードが出てくるのだが、これが「ナイツウォッチ」に変更されたのである。主要人物の名前も変わっていたのだ・・・

イチから覚えなおしやないかい!!


さて、GOTに話を戻そう。このGOT、どんな話かというと


・架空の大陸ウェスタロスの玉座をめぐる貴族たちの権力闘争
・基本的に戦争や政治の話が多い
・現実世界のイングランドの歴史をモチーフ(ばら戦争)
・勧善懲悪ではなく、主要人物もガンガン死ぬ
・1話が映画並みのスケールで濃い


端的に言うととてもリアリスティックな内容なのだ。

そして、セックスシーンや斬首シーンなどのグロ系もガンガン出てくるからお茶の間で家族全員で見るのはオススメしませんw

ひとり暗い部屋で見ましょうw

似たような感じの映画で「ロードオブザリング」があるが、私はGOTのほうがより好きだ。なぜなら「ロードオブザリング」のほうは、完全な悪と善なるものの戦いでしかないからだ。テーマにはとてもワクワクされられるのだが、なにせ
サウロンは絶対悪であり、フロドやアラゴルンなんかは完全なるいいものである。あとレゴラスとか美形すぎやろ。一方、サウロン軍はみるからに醜悪である。


悪=醜悪、善=美

という対比が強すぎて、一歩引いてしまうのだ。
それほど、我々が生きるこの世や歴史は単純じゃないはずだ。

まあ、ファンタジーだからそれでもいいのかもしれないが、より現実世界に即したのは


いい人間にも悪い側面がある。そして、善なるものが美しいとは限らない


という点であろう。人間の持っている面は実に多様であり、完全に善なるひとというものは、おそらく存在しない。完全な悪も・・・


あの、聖人ガンジーですら若い時には女を侍らしていたというのだから・・・
また、キリスト教の高位聖職者が児童買春を行っていた話もザラにあるのはご存知のとおり。世間一般いい人で通っていても裏の顔もあるのである。




そういった意味では「人間」をリアルに描くGOTのほうがより現実世界の闘争にちかいのである。したがって、GOTのほうは架空の歴史を見ているようで、歴史好きの私としては非常にスリリングで興奮するのだ。



しかし、いかんせん登場人物が多く、関係もフクザツ。
ということで改めて考察しようと思ったのである。



 このGOTであるが、実は2011年から放送が開始され、現在では7シーズン目が終了しているロングスパンのドラマである。
報道では2019年に8シーズンで終了するらしい。

今年(2018年)はないのかな。残念・・・


ということで、1年あるから 最終回が始まる前にぜひ一度ご覧になることをお勧めする。
いまならAmazonプライムでも6シーズン目までがみられるので、こちらで見るのが手っ取り早いかもしれない。


あと、なぜかはよくわからないが完結してもいないのに、コンプリートボックスが各シーズンごとに出ているので購入の際には注意されたい。



GOTは、まだ終わってないのだから!!


全部終わってから出せばいいじゃん。間違って買っちゃうじゃん・・・



次回以降は各エピソードについて書いていきたいと思う。











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